新生児の抱っこ紐

新生児のうちはお出かけはなるべく控えるように言われますが、そうは言っても1ヶ月検診があります。病院によっては生後2週間の検診があるところもありますので、新生児から使える抱っこ紐はお出かけの際に重宝します。
また、なかなか赤ちゃんをあやす時や寝かしつけにも使えます。

 

新生児から使える抱っこ紐は、3タイプあります。

 

1つは最初から新生児を対面で縦抱っこできるように設計された抱っこ紐です。
縦抱っこは、赤ちゃんと密着できるためスキンシップにも役立ち、両手が使えるので動きやすいのが特徴です。
特別な付属品が必要なく、本体のみで新生児から使えるタイプの抱っこ紐では、ベビービョルンやマンジュカが有名です。
ヘッドサポートという新生児の首をしっかり支える部分が付いているので、生後1日目から使うことができます。

 

2つ目は新生児から使える付属品を装着して縦抱っこする抱っこ紐です。
エルゴがこれに当たります。
インファントインサートと呼ばれるパッドを装着すれば、新生児から縦の対面抱っこができます。
このパッドは赤ちゃんの腰をサポートし負担なくM字に開脚できるように作られています。

 

3つ目は新生児を横抱っこできるタイプです。
アップリカやコンビの抱っこ紐が新生児から横抱っこができます。
横抱っこは新生児の顔が見えることや、まだ柔らかい体を支えるには横抱っこが適しています。
横抱っこは赤ちゃんに窮屈な思いをさせない安心感がありますが、手を添えていないといけないので少し動きづらいといった点はあるようです。

 

それぞれのタイプに利点がありますので、好みや状況に合わせて選ぶとよいでしょう。