抱っこ紐の作り方

クロスタイプの抱っこ紐は、ミシンがあれば意外と簡単に作ることができます。
手作りだと愛着もわきますし、コンパクトなので持ち運びにも便利なので是非作ってみてください。

 

今回は標準的なMサイズの作り方をご紹介します。
まず準備するものですが、メインのクロスになる部分の布が142cm×29cmが2枚用意してください。
強度が必要なため綿80%、麻20%くらいの布がオススメですが、好きな色や柄でOKです。
背もたれの部分の布が28cm×28cmの正方形と、20cmのファスナーも準備してください。
そのほか、布にあった糸とミシンが必要です。

 

作り方ですが、まず142cm×29cmの布を表を中にして細長くなるよう半分に折り、端から1.5cmのところを縫っていきます。
片方の端を3cmほど折り返して、輪を1周するように縫います。
この時輪っかを閉じないようにしてください。
裏返して布の表が外側にくるようにしたら、折り返して縫ったほうに、反対側の端を3cm入れ込んでしっかりと縫い合わせます。
赤ちゃんを支える強度が必要なため、縦横斜めとしっかり入念に縫ってください。
これを2本作ります。

 

2本の輪っかの布をクロスさせて、重なった部分を同じく入念に縦横斜めにしっかり縫います。
この時、中央部分は合計4枚布が重なっていると思いますが、縫うのは上から2枚だけ、全面だけです。
背中部分となる下2枚を縫わないのは自由に動かすためです。

 

背もたれがなくても使えますので、これで完成でもOKです。
もうひと手間加えれば市販品と遜色ない出来栄えになりますので、背もたれの布もつけてみましょう。
28cm×28cmの布を裏を表にして三角に半分に折り、片方の端から1cmのところで縫います。
布を裏返し、表面が外にくるようにしたら、先ほど縫ってない法にファスナーを縫い付けます。
出来たら、本体のクロス部分の上に縫いつけて完成です。

 

背もたれ部分だけ違う布にしてみたり、クロスした部分だけさらに布をつけてみたり、タグをつけてみたりとアレンジは自由です。
難しくないので、是非作って赤ちゃんとの散歩を楽しみましょう。