80歳傘寿のお祝いに傘を贈るなら

傘寿のお祝い、というのは八十歳のお祝いです。
傘寿に傘を贈られる方も多いのですが、一つ気配りをされることで大変喜ばれるポイントがあるのではないでしょうか。

 

そのポイントは、贈る相手がお年を召されている、ということです。
お年を召された方はどうしても必要である場合を除いては雨天での外出を差し控えられる方が多いです。
足も滑りやすいですし、また風などにあおられて転倒することが考えられるのでどうしても敬遠しがちです。

 

そういう方に雨天用の傘を贈られても、使う機会が少なく、
また、一緒に生活している御家族の方も、雨の日に外に出したくはないでしょうから、
戸惑われる場合も多いのではないでしょうか。

 

だからといって晴天用では突然の雨に対処することもままなりません。
お年寄りは物を大切にするものです。
それが大切な方からの贈り物でしたらなおのことで、晴天用を雨天で使用すると傷みやすいと考えて、
結局は使うことをためらってしまうこともありましょう。
それでは折角の贈り物が勿体ないことになってしまいます。

 

そこで、晴雨兼用のものを傘寿のお祝いとして贈られればいかがしょうか。
それならば、日差しをよけることもできますし、突然の雨にも対処できますので、安心して使っていただけるでしょう。
傘寿のお祝いに傘を、とお考えの方はそうしたポイントをふまえられるとより嬉しい贈り物となるのではないでしょうか。

傘寿とは、数え年で80歳を祝うもの

傘寿の由来は、中国語の略字で「八十」と読めること、
そして傘が開くように末広がりの意味があるためとされています。

 

長寿の祝いとしては、60歳で還暦、70歳で古希、77歳で喜寿があります。
日本は、年々平均年齢が上昇。傘寿のお祝いをされる方も増えてきています。
還暦祝いといえば、赤いちゃんちゃんこを着たり、贈ったりするしきたりがあります。
それはよく知られていますよね。

 

では、傘寿のお祝いは?

家族や親せきや知人などに囲まれて、食事をしたり、贈り物をしたりして傘寿のお祝いをすることも多いです。
傘寿というよび名にちなんで、傘を贈ることもよくあります。
傘を贈るならば、ふだん使っているものとは別に、ちょっとお出かけ用におしゃれなものをプレゼントしたり
暑い日でも使えるように日傘をプレゼントする方法もあります。

 

また、最近ではおしゃれな和風のものや、玄関や床の間に飾ることができるミニチュアのものなども販売されています。
もしも夫婦で80歳を迎えられるようであれば、ペアでおそろいのものをプレゼントするのもよい方法です。