敬老の日に胡蝶蘭を贈るなら

定年退職や昇進・栄転、開店祝いなど、おめでたい場への贈り物の定番として知られる胡蝶蘭は「敬老の日のプレゼント」としても根強い人気です。

 

というのも、胡蝶蘭は切花ではなく鉢植えだから、「根付く」という縁起かつぎができますし「幸福を運んでくる」という意味の花言葉も持っています。

ノーブルでエレガントな見た目だけでなく、お祝いにふさわしい条件が揃っています。

 

ミディ

敬老の日に贈られる胡蝶蘭で人気が高いのが通常サイズよりも少しコンパクトな「ミディ」と呼ばれるタイプです。胡蝶蘭本来の華やかさがありながら、鉢が小さく丈も短いので置き場所を選ぶことがありません。

 

机や戸棚の上に置けば、高齢者にとっては体の負担となる「中腰の姿勢で水やりなどの世話をしなくていい」という意味でも、ミディをオススメします。
さらに、ミディサイズの胡蝶蘭は、通常サイズよりもデザインのバリエーションを楽しむことが可能なので、5本よりも3本の方が豪華だと一概に断定できません。

 

例えば、ピンク色の小ぶりの花びらが可憐な胡蝶蘭を5本立にして
ピンクのリボンやペーパーで鉢をラッピングしたミディは、華やかさよりも「可憐さ」が際立ち、白い大ぶりの花びらが印象的なミディの3本立の方が、ゴージャスに見えることがあります。

 

豪華な印象は、色や本数よりも花びらの大きさで決まるようです。ただし、豪華さイコール美しさではありません。敬老の日に贈る相手の好みやイメージに合うものを選択してください。胡蝶蘭に添えるメッセージカードを店にお願いすることも、忘れないようにしましょう。