敬老の日プレゼントにカーディガンを贈るなら
敬老の日にカーディガンを贈るなら、こだわりたいのが素材とデザインですね。
何歳の方へ贈るかで選ぶ基準は異なりますが、
若い年代にとって80代や90代の人への贈る物選びはなかなか大変です。
そこで、今回は80代90代の方へ贈るカーディガンの選び方についてご紹介しましょう。
80代や90代になると、自分の事を何でも出来るという人は大分少なくなっています。
目が悪くなったり、耳が遠くなったり、手が震えて細かい作業が出来なくなったりと
身体症状は人それぞれです。
そのため、カーディガンを選ぶときは
一人でも脱いだり着たりがしやすいデザインのものを選ぶことが大切になります。
高齢者の方が苦労するのが、袖口に腕を通すこととボタンを止めること。
この2点です。
袖
年を取ってくると動きが緩慢になり、腕も上がらなくなってきます。
そのため袖が長く、袖口がキュッと締まっているようなデザインのカーディガンは
着るのが大変なんです。
できれば袖丈は七分などで、袖口が広がっているデザインが理想的。
ボタン
大きなボタンが付いているものを是非選んでください。
できれば黒字に白ボタンなど、ボタンの色がはっきりと分かるデザインが理想的。
高齢になると視力が悪くなるので、生地の色と似たようなボタンだと見つけにくいからです。
素材
カーディガンというと、材質にこだわってカシミヤやアンゴラなどを選ぶ人もいますが
実はあまりお勧めしません。
というのは、お洗濯などのお手入れに手間がかかるから。
ヘルパーさんが出入りしている家庭ならまだしも、自分でお洗濯する場合は大変です。
食べこぼしなども多くなってくるので、気軽に洗濯機などでお洗濯できる
化学繊維の素材の方が喜ばれます。
保温性を心配する方も多いですが、心配はいりません。
なぜかというと、基本的に高齢者の方は寒がり。
重ね着を沢山している人が多いですからね。
夏でも下ズボンや長袖シャツを好んで着用しています。
冷房は冷え過ぎないよう控えめに、暖房は寒いから強めにという家庭も多いですね。
室内では温度調整もされています。
ある程度着込んでいるので、カーディガンに高い保温性を求めなくても問題ないのです。